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転職したい!でもコロナってどうなの?転職できるの?って方へ ~前向きな見方もあります~

転職したい!でもコロナってどうなの?転職できるの?って方へ

 

転職関連の仕事をしていた経験を活かして、少しでも転職をお考えの方に役立つような知識をお伝えできればと思います。

昨今のコロナウイルスからの影響により、メディアからも、私の周囲の人からも「不景気になる、不景気なる」と言われ、採用、就職に関しても難しくなると話を聞きます。実際に転職市場への影響と転職現場が感じている状況を今回はお伝えし、転職市場におけるコロナの影響の良い点も記載したいと思います。

 

【流れ】

 1.コロナの時期に転職をしようと思っている方にとって

 結論から言うと業界によって、状況は異なります。メディアや世間(私の周りだけかも?)が言っている程、めちゃくちゃ転職が難しくなっているとは感じません。(2020年5月10日現在)

ただ今回のコロナウイルスの影響で、企業や業界によって対応の仕方が異なり、個性が出ていると感じます。「転職しないほうが良い」と言っている方々が言うように「採用活動を自粛しよう」という企業もあれば、逆に「人手不足を解消するチャンス!」と思っている会社や「内定辞退を受けている人もいると思うから、そういう方をうち(の会社)で助けたい!」って企業もあります。このような状況下でも募集できている会社は、社会情勢に左右されにくい(ある意味、安定している)会社・業界である側面はあると思います。よって、「コロナの影響で不利になりそうだから」という理由のみで、「転職活動しない」と結論付けしているのであれば、もっといろいろ方法はありますし、このような不安定な状況だからこそ見える企業・業界の状況もあると思います。(景気が良く、市場が安定している際には見えにくい点です。)ただ、転職活動を行う場合、感染しないよう十分に気を付けてください!

 

 2.それぞれの会社の特徴(募集できている業界などは??)

 転職市場に接していて私が感じる、コロナの影響を受けにくそうな業界は、「建築・土木」、「情報系」の業界の会社です。特に、建築土木は募集継続しているところが多いようです。ここで具体例を出す、建築土木に限らず、会社のビジネスモデルにもよるので、その点を踏まえて、別の会社や気になっている会社に当てはめ、求人を見ていくと良いかもしれません。

「建築・土木」系でいうと、県や市などの自治体からの仕事をもらう場合も多いため、1年間の工事の仕事が既に決まっていることも多いです。自治体などからの仕事(学校の建物を作ったり、橋や道路を作ったりするような仕事など)を受け持っている会社は安定して募集を続けている会社は多いです。このようは場合、今のうちに、人手不足を解消しようと動いています。ただ、建築・土木系の会社がすべて該当するというわけでもないです。コロナウイルスの影響を受けやすいような業界の会社からの仕事が多い場合は、先行きが不透明になる為、一旦、採用自粛するという結論に至っているようです。例えば、飲食店の工事の案件や個人住宅の案件などが多い会社が当てはまっていると思います。

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「情報系」の会社に関しては、「積極的に募集をかけている」のでもなく、「採用を自粛している」とも感じません。あまり影響を受けていないと思います。ここは実感ではなく、私の意見です。情報系の会社の特にIT技術者は、経験者の募集が普段から多く、かつ採用が難しい業界の一つです。コロナウイルスの仕事内容も影響も受けにくいと思うので、業界の経験がある転職希望者が転職市場にたくさん出てくると考える企業も少ないです。

 他の業界などでも、例えば定期的に売り上げが上がるような「サブスクリプション(=サブスク)」モデル(定額の自動車の貸し出しサービスや毎月決まった金額を支払い動画を見放題のサービスなどビジネスモデル)は影響を受けにくい会社も多いと思います。もしくは、収益が上がっている企業もあると思います。ただ、サブスクの会社でも不景気に解約が出やすいような業界は、採用を自粛するかもしれません。

 

3.転職市場全体の状況って?

コロナウイルスが日本で騒がれ出した、2020年2月中旬ごろから、Googleで「コロナ」と検索される回数は、大きく伸びました。それに伴って、一時、転職市場も一時、縮小したと言われています。その影響が3月に大きく出て、企業が出す求人数は例年よりも減りました。この時期は、転職希望者にとっては、就職しにくくなったと言えます。ただ、難しいと言っても上で書いたように、積極的に募集している企業もあります。

もし、行きたい会社の募集が終了してしまった(自粛してしまった)のでしたが、入社してから景気が悪化するよりも良かったかもしれません。日本の人手不足は、人口構造の問題とも言われている為、コロナウイルスの影響で一時募集は減るものの、長期的な視点でいうとやはり人で不足の状況であると言われています。(長期とはここ10年、20年スパンを考えています。また、コロナなどの特殊なことが起こらないことを想定)ここでいう人口構造的な人手不足とは、ご存じの「少子高齢化問題」です。そもそも若手(働き手)が少ない状況なので、その状況が変わったわけではありません。仮に、コロナの影響がなく、募集を出している会社が多く、行きたい企業があったとします。そんな会社も、企業体力が弱く、今後不景気の波が来た際にリストラをする場合も考えられます。それを踏まえると、今の転職市場に募集を出している企業は、少なくともコロナという経済的な不安定な状況でも募集できているため、安定していると言える企業も、コロナ前よりも厳選されていると思います。

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あくまでも転職市場と向き合ってきた中で、私が感じることです。転職をしようと決めている方だったり、不安な世論によってどうしたら良いか分からない方が、少しでも参考になれば幸いです。

前向きに転職活動でき、転職がうまくいきますように!