43歳での人気職種である「事務系の職種（人事・総務）」への転職成功例
43歳での人気職種である「事務系の職種（人事・総務）」への転職成功例
転職を成功した方について
■今回転職を成功した方は、大学卒業から2回転職を経験した、43歳女性の方です。大学卒業後の初めての就職では、携帯電話の販売会社へ入社し、いくつかの新しい携帯ショップの立ち上げに携わり、人材の育成や在庫管理、スタッフ管理などお店の管理も経験しました。10年近く勤め、その後初めての転職。転職して2社目の会社では、1社目で培った経験を活かして、会社の総務として、会社の管理業務を行いました。1社目でスタッフの管理や売り上げの管理なども行っていた為、入社した会社からは重宝されていたようです。前職と比べて、お給与は下がるものの、土日お休みで繁忙期以外は定時で帰れたようです。
転職理由
■1社目では、遅い時間まで仕事を行い、仕事の為に生きていた感じだったようです。2社目では、1社目で忙しいかった為一層感じたのかもしれませんが、お休みが1社目よりも多く、残業もそれほど多くなかった為、プライベートな時間も確保することが出来たようです。仕事内容や働き方については、不満は無かったようですが、あえて言うならお給与面の改善と1社目の様にまたバリバリ仕事をしたいと思ったのがきっかけでした。前職では、仕事内容と働き方（お休みなど）は言うことなかったのですが、入社してから、お給与は増えることなく、仕事内容も変わらない為、新しいことにチャレンジしたいと思ったのも転職のきっかけだったようです。
転職方法
■転職活動を行った時から、漠然と1社目で経験した店舗運営の仕事や1社目、2社目の経験が活かせそうな経営や企画に携わることが出来る仕事をイメージしていたようです。経験を活かしたいと思っている点とお給与を上げたい（上げることが出来る環境に身を置きたい）点を満たす求人を探しており、転職活動の軸はしっかりとしていました。
■転職活動で用いた手段は、転職サイトからの通常応募と転職エージェントでした。転職エージェントとは、業者が転職希望の人に合った求人を紹介してくれて、面接や書類選考の対策、募集している会社との交渉なども行ってくれるサービスです。しかし、今回転職した方は、転職の軸が既に決まっていた為、転職エージェントの担当とはやり取りせずに、転職エージェントに登録後に送られてくる求人案内のメールを参考にしていたようです。
■最終的に内定をもらい、入社した会社は生活用品のメーカーでの人事や総務を行う部門でした。大手というほど大きな会社では無かったようですが、数か所に拠点を持っている会社で、管理部門の人事や労務、総務など経理以外の仕事は何でもやるっていう感じのお仕事の様です。応募後の面接で、いろいろな業務をすることになると聞き、辞退しようと思ったそうです。ただ、2次面接の際に、「これまで経験の無い業務も含めて、業務内容が広範な点と、当初の目的である経営などに関われる仕事ではない」など思っていることを伝えると、今後のビジョンの話もしてくれたそうです。
■実は、応募した会社は、新しい形での店舗展開を考えていたようで、管理部門である程度の経験を積んでもらった後は、新形態の立ち上げなども任せたいとのことでした。その話を聞きかなり興味が湧き、入社を決めたようです。新しい事業の立ち上げを行い、事業が軌道に乗り出すと、社内での実績も作れるので、お給与も上げてもらえるとのことでした。入社時の年収は、370万円。
まとめ
■転職の軸がしっかりとしていた、転職活動でした。また、選考の途中でも思ったことを相手に失礼の内容に伝えられる点は、この方の強みだったのかもしれません。その甲斐もあって、新規事業についての話を聞くことが出来、その話を聞けたおかげで興味を持つことが出来て入社を決定できました。相手を不快に思わせないように、自分の思っていることを素直に伝える勇気の大切さを感じた転職例でした。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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