53歳での最後の転職／これまでの経験を活かした技術職の転職。年収は約500万円
転職した方
■今回、転職を成功させた方は、高校卒業から転職を1回して、経験社数は2社の53歳の方です。高卒で、自動車メーカーの製造職から勤め、10年ほど勤めて製造職から生産設備の保守業務までこなせるようになっていたようです。その後、家族の都合もあり、転職。2社目は、1社目で経験できたメーカーでの生産設備の管理や保守の経験を活かし、工事機械（4輪車など）の部品の同様の仕事に勤めてきました。
転職理由
■2社目でもこれまでの経験を活かして、コツコツと出来ることを増やし、前職の製造現場を任されるポジションになっていました。そして、若手の育成にも力を入れ、次世代の成長も出来てきていたようです。製造現場や育成など前職の製造にかかわる部分の把握が出来てきて、ここ数年は、マンネリ化してきたように感じていた為、数面前から会社の早期退職制度を利用して、また新たな環境で働きたいと思うようになっていたようです。そして早期退職できる年齢に近づいてきたことで、転職活動をスタートさせたようです。
転職方法
■転職方法は、転職サイトから自分で応募と、業者に転職先を紹介してもらう転職エージェントを利用しました。年齢的にも転職が難しい為、早期退職の意向を会社に伝える前から少しずつ転職活動を行いました。やはり年齢的な面もあり、なかなか選考も進み具合も良くなかったのもありますが、転職した方自身もこれまでの経験を活かしたいと考えていたため、該当する募集自体も少なかったようです。半年から1年くらいかけてじっくりと転職活動を行いました。
■そんな中、経験を活かしつつ、新しいことにも挑戦できそうな農業機械の製造に設備の管理の募集を見つけて応募しました。これまでの、自動車や工事用の4輪車の製造の経験が活かせると感じ、更にこれまで経験が無かった農業機械（4輪車）という未経験の製品に挑戦できる点も魅力に感じたようです。転職サイトから応募したその会社は、採用を外部に委託していました。その為、書類選考と面接の準備、面接調整などはその委託会社とのやり取りになります。
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■その採用を委託されている会社の担当からも、経験は申し分ないとの評価で、応募した会社で活躍できそうとの判断でした。ただ、年齢的な点がネックになるだろうとのこと。それから、その採用委託会社の担当が募集していた企業と調整をしてくれたようで、応募から少し時間がたった2週間後くらいに面接が決定したようです。面接でも、応募した会社からは、経験を高く評価されたようですが、やはり年齢で懸念があったようです。ただ、急いでの転職でもなかったため、じっくりと結果を待って更に１，２カ月経過して、やっと内定をもらえたようです。
まとめ
■年齢的な点もあり、なかなかスムーズには転職活動がすすまなかったようですが、やはり経験を活かした転職は強いと感じました。また、上では書いていないのですが、応募した方は、応募した会社への入社意欲も高かった点の大きかったようです。転職しようと思った時に「活かせる経験なんてない」と思う方もいるかもしれませんが、募集を見たり、採用する側の話を聞くと決してそんなことは無いと感じます。生きてきた分だけの何かしらの経験があるので、「必ず活かせる経験がある」と思って、自分の経歴・人生を見直して転職活動することで、うまくいく例が多いように思います。
お読みいただいてありがとうございます。
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